未分類

一般病院と総合病院の違いとは?違いを理解しておこう

一般病院と総合病院の違い

「病院に..」普段口にする言葉。
日常生活において一般病院と総合病院を使い分けて表現することは殆んどありません。
またその違いを理解しているかしていないを問いかけた時、恐らく後者を選ばれる方も多いかと思います。

今回はこの一般病院と総合病院の違いを一緒に見ていきましょう。

病院の種類
病院の種類はどのくらいあるの?違いや特徴を紹介します病院の種類ってどのくらいあるのか疑問ですよね。 病院は開設者や機能、役割、規模に応じて分類されています。 病院の種類や違い、...

一般病院と総合病院どこがどう違う?

まず、医療機関は「診療所」と「病院」に大きく分けられます。

ですので、先の「一般病院=診療所」、「総合病院=病院」となるのです。

医療機関は一般的に「病院」と「クリニック」(診療所、医院)の2つに分けられます。

ベッド数の違い

一般病院は病床数が1~19。
若しくは病床を持たない診療所や歯科医院。

一方、総合病院は病床数が許可病床数100床以上とされています。

診療科数の違い

一般病院は整形外科、内科、外科、皮膚科、耳鼻科等の専門分野をメインとした医療機関。

総合病院は内科、外科、産婦人科、耳鼻科、眼下の最低5つ以上の科を含む医療機関を指します。

施設の併設の違い

一般病院には設置義務がなされていない集中治療室、講義室、病理解剖室、研究室、化学室や細菌及び病理の検査施設が、総合病院においては、それら全ての施設の設置、加えて救急用または患者輸送用の自動車を有することも、義務付けられています。

医師、その他スタッフの数の違い

一般病院には医師数、看護婦数または薬剤師の数の定義は特にありません。

対して、総合病院は、医師の数か3人以上、看護婦の数が患者3人に対して1人、薬剤師の数は1人以上と義務付けられています。

役割の違い

一般病院は軽い怪我や病気、慢性的な疾患(落ち着いた病状であっても、引き続きの治療が必要な状態にあること)の治療がメイン。

一方、総合病院は、急に発症し短時間で重篤化する危険性がある疾患の診療、精密検査(MRTやCT等)も行う役割があります。

まとめ

治療の内容や得意な治療分野を踏まえた上で、自分に合った一般病院と総合病院を使い分けるのが良いでしょう。